糖尿病に効果的な運動とは

Posted 6月 27th, 2012 by admin. コメントは受け付けていません。.

糖尿病の改善には運動が効果的と書きました
しかし、「運動するのはちょっと・・・・」
そんな人も多いかと思います
そんな人の為に、ながら運動の方法も紹介させて頂きましたが、
もっと効果的な運動を希望する人もいると思います

では一体どんな運動が糖尿病に効果があるのか?
無闇矢鱈と運動をしても必ず効果があるとは限りません

実は糖尿病に効果がある運動は、
糖尿病と密接な関係のある、高血圧に効果のある運動と同じ運動なんです

それは有酸素運動

有酸素運動とは、ウォーキング・ジョギング・水泳・サイクリングなどで、
その目的は、低下しているインスリンの働きを良くすることです

インスリンの働きが良くなるのは、運動した部分の筋肉に限定されます
だからこそ、全身を使う有酸素運動が効果的なんです

それに、運動する為にはエネルギーは必要不可欠です
筋肉を動かすということは、血液中のブドウ糖(血糖)が必要なのです
運動することで筋肉細胞であまったブドウ糖が燃焼されるのと同時に、
脂肪までも燃焼することができるので、糖尿病に効果的なんです

その為に必要なのがもうひとつ、
それが酸素で、ゆっくりと酸素を吸い込みながら全身を使う運動、
ウォーキング・ジョギング・水泳・サイクリングなどが効果的となるのです

それでは1日にどれくらいの運動をすればいいのでしょうか?

糖尿病改善には1日平均150kcalの運動量が必要とされています
1週間あたりにして1,050kcalの運動量です

150kcalの運動量を運動別にみると

●ウォーキング・・・30~40分(80m/分)
●ジョギング・・・・20分
●水泳・・・・・・・10分(平泳ぎ)
●サイクリング・・・30分~40分(平地)

これを持続して行うことで、効果が現れると言われています
しかし必ず毎日欠かさず行う必要はなく、
運動療法の効果は48時間くらい持続すると言われているので、
1日おき、または週3回などからはじめるのも、
長続きさせるコツかもしれません

また、血糖値は食後1時間~1時間半くらいがピークになります
したがって、食後1時間くらいに運動を始めるのが、
血糖が高くなるのを抑える秘訣です

そして注意点として、血糖コントロールが極端に悪い場合や、
極度の高血圧や、眼底出血、腎機能の低下など、
運動により急性の合併症を引き起こす恐れがあるので、
運動療法に制限を付けたり、時には禁止しなければならない場合もあります
その為には医師とよく相談したうえで、運動療法を行うことをおすすめします

糖尿病で気をつけたい食事 続

Posted 12月 5th, 2011 by admin. コメントは受け付けていません。.

糖尿病でとくに外食が多い方の場合、気をつけてほしいのは
「腹八分目、出された量の一定割合を意識して残すようにする」ことです。
外食が主体だと、どうしても栄養バランスをとるのが難しく、
またカロリーオーバーにもなりやすいためです。

 

当然ながら、高カロリーで栄養バランスが悪い単品の食事メニュー
(カツ丼やファストフード)は、避けるようにします。
最近はメニューにカロリー表示を併記しているお店も増えてきていますので、
注文前にはメニューの記載カロリーをチェックするくせをつけましょう。

 

ちなみに、スーパーやコンビニでよく見かける加工食品ラベルに示されている
「栄養成分」は、「健康増進法」という法律の
「栄養表示基準制度」にもとづいています。

 

使用する素材や調理の仕方などによってもカロリー量は簡単に変動するため、
この基準では「±20%までの表示誤差」が認められています。
たとえば、外食時にレストランのメニュー上で「500kcal」
と表示されている一品が、
実際は600kcalくらいのカロリーである可能性は十分ありますし、
それ自体は表示上の違反でもないわけです
(そもそもカロリー表示自体、法律上義務づけられてはいません)。

 

利用者の側で個々の食事や食品のカロリー表示の正確さをチェックするすべは
まずありませんから、この際はじめから
「食品ラベルや外食時のカロリー表示は2割増」くらいに考えて、
固めの数字で計算することを習慣づけておくほうがよいでしょう。

 

見た目にかさが多くカロリーが少ない野菜やキノコ類・海藻・コンニャクなども、
積極的に食材に取り入れたいもの。

 

また、みそ汁やスープなど水分の多いメニューもお腹をいっぱいにしやすいので、
なるべく取り入れたいものです(ただし、塩分の取り過ぎには注意)。
魚などはお頭つきの方が、食べるのに手間がかかる分、
早食いを避けられてよいでしょう。

 

サラリーマンが特に注意すべきは、
一日の仕事から解放された後の「夜食とアルコール」のコントロールです。
もともと人間のからだは、あとは寝るだけの夜間には、
とったカロリーがそのまま体に蓄積されてしまうようにできているからです。
食事にアルコールがからむと、胃液分泌も促進されて食も進み、
どうしてもオーバーカロリーになりがちです。
お酒のみの方は、「ビール中瓶1本=ご飯茶わん1杯分のカロリー」と、
おぼえておきましょう。

 

女性でアルコールをとらない方は、「果物」の糖分に気をつける必要があります。
「リンゴ1個=ご飯茶わん1杯分のカロリー」です。
夜が外食の場合、ルールを簡単にして
「出されたものはすべて、3分の1を残す」と決めておくのも一方法です。
残すことに罪悪感を感じる方は、自宅での夕食を習慣づけるようにしましょう。

糖尿病と共に高血圧の人は生活を劇的に改善する以外に道はありません

放置しておくと、恐ろしい合併症に襲われる事になります、下のリンクで合併症の恐ろしさを解説していますので、

是非、見ておいてください(^^ゞ

高血圧など生活習慣病の合併症の怖さ

糖尿病で気をつけたい食事

Posted 11月 30th, 2011 by admin. コメントは受け付けていません。.

糖尿病の「食事療法」の目的は、過食やまとめ食いを控え、
受容体の働きをよくすることによって、
インスリンが効率的に使われるようにすることにあります。

 

インスリンの働きにみあった量の食事をとることで、
糖分を十分に利用することができるため、高血糖の防止につながります。
ひいては、膵臓に余分な負担をかけないようになるわけです。

 

また、現在糖尿病の治療中で薬を服用しているときであっても、
食事療法は必要になります。
糖尿病のほとんどを占める2型糖尿病の場合、
血糖値のコントロールを薬だけで行うことは困難です。
逆に言えば、適切な食事や運動によって投薬の効果を高めることができるのです。

 

糖尿病の食事療法のポイントは、その「食べ方」と「食べる量」にあります。

 

まず「食べ方」ですが、「一日3食」をきちんと取るようにします。
朝食や昼食を抜いたり、あるいはまとめ食いをしたりすると、
一度にたくさんのインスリンが必要になるため膵臓に負担がかかります。
また空腹状態で食事をすると、
体が次の空腹状態に備えて栄養を蓄えようとするため、
どうしても皮下脂肪が溜まりやすくなってきます。

 

食事のスピードは「意識してゆっくりめに」します。
「満腹感」は、血液中の糖分が増えたことを脳が感知して起きるものです。
早食いをすると、血液中の糖分が増えるより先に胃に食べ物が
送り込まれてしまいますので、
満腹感を感じる前にどうしても食べ過ぎてしまいます。
これが肥満につながるわけです。

 

糖尿病の食事~外食と夜食における、食事の量の調整法

 

最近は、ご飯やパンなどの主食を遠ざけて、
副食(おかず)をとりすぎる人が多く見られますが、
糖尿病の食事療法においては主食も適量をとるようにします。

 

主食を減らすことで、おかずをつい食べすぎたり、
あるいは間食が増えたりしがちだからです。

 

基本的に副食(おかず)は「一食一皿」にして、
しかも種類を毎回変えるようにして下さい。

 

糖尿病 食事 献立 食事療法の天敵は、「アルコール」や「間食」です。
アルコールなら、週に何回かの「休肝日」を設けます。
一日の摂取量ですが、いま糖尿病の治療をすでに受けている方は
医師と相談して決める必要がありますが、
予備軍の身としてはせいぜいビール一缶(350ml)までにしておきましょう。

 

また、すべての食事には必ず野菜をつけあわせるようにしたいものです。
野菜の食物繊維が、食後に血糖が急激に上がるのを抑えてくれるからです。
糖尿病 食事療法 野菜 野菜がない場合、
(できれば食塩無添加の)野菜ジュースで代用するのもよいでしょう。

糖尿病の食事

Posted 11月 25th, 2011 by admin. コメントは受け付けていません。.

主食を抜けば糖尿病は良くなる!って聞いたことありませんか?
血糖コントロールがうまくいっている人はどうぞそのままに。
でも、あまりにも食事が少な過ぎる、
制限が多くて食事が楽しめないと思っている人は炭水化物の見直しが
ヒントになりますよ。

食品交換表を使った糖尿病治療がわが国に導入された1960年代は、
心血管疾患や糖尿病の予防や治療のため世界中で
低脂肪・高炭水化物食が勧められていました。
日本の糖尿病食事療法はまだその影響下にあります。
ところが1990年代になるとヘルシー食と思われていた
高炭水化物食が血清脂質に与える悪影響が注目され始めるのです。
いま、私たちがメタボリックシンドロームと呼んでいる症状を、
初めてシンドロームX(エックス)と名づけて世に警鐘をならした
米国のReaven GMも高炭水化物食には批判的でしたし、
2003年には高脂肪・低炭水化物食が血清中性脂肪を下げ、
善玉コレステロールHDLを増やしてインスリン感受性を改善するといった、
従来の考えと全く逆の論文が権威ある
医学誌N Engl J Med.に集中的に発表されるようになりました。
日本では、運動しなくても痩せられる!?
といった怪しげなダイエットで話題を呼んで、
いつの間にか消えてしまった炭水化物食品のGI(グリセミック指数)も
元来はこの時代に提唱された考え方で、
未精製の加工度の低い炭水化物食品は食後血糖値を高くせず、
心血管疾患に大きく関与する血清中性脂肪も抑え、
善玉コレステロールHDLを上げ、
PAI-1(プラスミノーゲン活性化因子抑制物質-1)や
CRP(C反応性タンパク)なども抑制して心臓や血管を守るという
観点から評価されていたのです。

高血糖と高中性脂肪が糖尿病や心血管疾患のリスクを高めるのは
よく知られていますが、この二つは相互に深く関係しているのです。
食事で摂取する脂肪の量とタイプがインスリン感受性に
影響することは知られていましたが、同様に炭水化物の量とタイプの違いが
脂質代謝に影響を及ぼします。
今の食事療法そこまで配慮しないと駄目なのですね。
例えば食物繊維(炭水化物)は食後の高血糖だけでなく、
中性脂肪値も抑えることで心臓を守っているのです。

で、主食を抜くと、どうなるのか?
京都、高雄病院の江部康二医師が東洋経済新報社から
このテーマで数冊の本を出版されています。
主食を抜くとは大変なインパクトのある表現ですが、
実は炭水化物制限食と銘打ってあっても
一日あたり120g前後の炭水化物は摂取できるようになっているので
問題なく続けられるのでしょう。

糖尿病のある人は無水グルコース75g相当の甘い液体を飲んで
2時間後の血糖値を測定する、
いわゆる75g OGTTを経験していると思いますが、
無水グルコース75gというのは普通のグルコース(ブドウ糖)82.5g相当です。

現代人はこの程度の炭水化物(ブドウ糖)を
一日3回の食事ごとに取っているとの想定で耐糖能を調べるのですが、
この甘い液体が1/2量だとすれば血糖上昇が減るのは当然です。

江部医師が著書「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」で
指導しているのは一日で炭水化物120g前後ですから、
ちょうどこの75g OGTTの1/2にあたります。

また、主食を抜くと言ってもそれは朝夕のことで、
昼食には主食を取るようになっています。

人間の血液の中のブドウ糖の量には日周リズムがあって、
午前中に最大になり午後には最小になるのです。
このタイミングで主食を取るのはなんとも心憎い配慮です。
この日周リズムには面白い話があって、
米国では75g OGTTよりも簡易で安上がりの
早朝空腹時血糖値で糖尿病の診断をしているのですが、
年を追うごとに検査対象の人数が増加する一方なので、
朝だけでなく午後も検査するようになりました。
これも絶食が必要なので採血前に最低4時間の絶食という線が引かれました。
ところが午後組には糖尿病診断が明らかに少なかったのです。
この午後組をもう一度朝に検査したら多くの人が糖尿病と診断されたのは
言うまでもありません。犯人は体内時計だったのです。

発症したら絶体絶命!?

Posted 11月 16th, 2011 by admin. Comment (0).

「糖尿病が一度発症したら一生付き合っていかなければならない」
という話を耳にしたことがあるという方もたくさんいらっしゃるかと思います。

たしかに、乱れたインスリンの分泌が正常化するということは
難しいでしょう。
よって、一生の付き合いとされていますが
しかし、血糖値に着眼点を置き血糖値が正常になるということを「治る」
と見るならば、糖尿病は治せる。といえます。

血糖値は食事療法や運動療法などで正常になるということは、ご存知の通りですね。

血糖値を正常にさせる方法として最もわかりやすく効果的なのは
適正な体重を維持することだと言われます。

糖尿病を予防するため=血糖値を適性水準に落とすために、
まずお奨めするのが適性な体重を維持しておくことです。

それは血糖値の上昇には肥満が大きく関わっているからです。
太りすぎて内臓に脂肪がたまりメタボリックシンドロームになると
アディポネクチンなどの分泌が減り、
代謝をコントロールすることができなくなってくると言われています。

糖尿病などの生活習慣病には「運動」が効果的だということは広く知られていますね。
適度な運動が代謝を促し脂肪を減らすことにつながるからです。

運動は嫌い、運動する習慣がない、運動する時間がない、
そういう多くの方にお奨めしたいのが無理のない運動、「ながら運動」です。

テレビを見ながら、通勤の途中で、会社の中で、など日常の中で行えるもので、
スポーツウェアに着替えるなどの必要のない「ながら運動」によって
体を動かす癖をつけることが血糖値を減少させることにつながっていくからです。

例えば、家でテレビを見ている時、座らずに立って見ることです。
もちろん二時間の映画をずっと立ちっぱなしで見ろということではなく、
10分でもいいので立って見ることをお奨めします。
ただ立つというだけでも体にとってはとてもいい運動になるということが
言われています。

専業主婦があまり運動らしい運動をしなくても、
家事に忙しく立ったり、座ったりを1日の間に何度も繰り返すことが
非常に体にいいということが報告されていることからもわかります。

ただ立っているというのは以外に難しいものです。
そこでお奨めするのが立っている時間に
軽いスクワットをする習慣をつけるというものです。
スクワットといってもレスラーやスポーツ選手が行うように
お尻をかかとにつけるような深いスクワットでなくてもいいのです。

ひらがなの「く」の文字くらいに、
軽く膝が曲がる程度のスクワットを行いましょう。
運動不足の方でも、このくらいのスクワットであれば、
息が上がることなく100回くらいはすぐにできてしまいます。

息が上がるようなスクワットになると効果は大きいと思われるのですが、
継続することが難しくなります。
翌日筋肉痛に悩まされるようなスクワットではなく、
あくまで軽い屈伸に近いものだと負担が小さく継続しやすくなります。

重要なのは毎日継続できることです。
テレビを見ながら、新聞を読みながら、会社の休憩時間などのちょっとした時間を
スクワットにあててみてください。
例えばテレビで天気予報を見るとき、
コーヒーを入れて待つ間にスクワットをすることに決めるというのはどうでしょう!?
気がついたときにこのスクワットを習慣にすることができれば、
糖の消費に効果があるはずです。

ついでに、階段は下りよう!

東京大学大学院の石井直方教授によると階段を下りることが
糖の消費に良いそうです。
実際、階段を上るとそれなりにきつく感じるので体には良さそうに思えます。

しかし、糖の消費には階段は上がるより下るほうが効果的なのだそうです。

筋肉には持久力をつける「遅速繊維」と瞬発力に優れた「速筋繊維」
という二種類の筋肉があり、階段を下りるときには落下する体を支えるために
「速筋繊維」が働くのだそうです。

この「速筋繊維」が働くときはブドウ糖が多く消費されるため、
階段を下りるという運動はとても良いのだそうです。
例えばオフィスが5階にあるとしたら毎回階段を上ると息が上がって
仕事に差し障るかもしれませんが、
下りだけならできるのではないでしょうか。

明日から駅や会社の階段は上らずとも、積極的に下りるようにしましょう。

糖尿病の有名な合併症は、
三大合併症といって神経障害、網膜症、腎症の3つが言われていますが、
これらは糖尿病になってから高血糖を放ったらかしにして
大体5~10年以上経ってから発症するといわれています。

糖尿病は「慢性疾患の代表」ととらわれがちですが必ずしもそうではなく、
最近は、糖尿病は、心筋梗塞、脳卒中などの急性疾患を合併する率が
非常に高いということが分かってきました。

いろんな病院のデータもありますが、
心筋梗塞、狭心症、あるいは脳梗塞などが原因で入院されている方を
調べてみますと、糖尿病もしくはその手前の状態だという方が
7~8割おられることが分かっています。
患者さんの中には、自分で気づかない間に、
いつの間にか糖尿病になっていたという方もおられるようです。
このような病気は、動脈硬化が基本的な病態になっています。

糖尿病と動脈硬化は大きく繋がっているということがわかっていまして、
最近では、糖尿病の一番大きな問題は動脈硬化であるといわれています。
ですから糖尿病といっても長期にわたって次第に悪くなるというわけではなく、
心臓や脳梗塞などの急性疾患をひきおこす危険があるとの視点で
これらを予防することに取り組むことが必要です。

糖尿病である方と、糖尿病に関しては正常である方を比べると、
糖尿病を患ってらっしゃる方が、
より心臓や脳への疾患にかかりやすいということが分かっています。

例えば糖尿病の方は、心臓疾患、特に心筋梗塞、狭心症といった
虚血性心疾患にかかりやすく、正常の人に比べて2、3倍高いといわれています。
また、必ずしも糖尿病だけではなく、高血圧や脂質異常症なども合併すると、
狭心症や心筋梗塞を発症する率がなんと35倍も高いという
有名なデータもありますので、糖尿病は動脈硬化と合併しやすいことは確実です。

こういった急性疾患を起こす可能性が高いことを認識しながら、
糖尿病の方は普段の治療に取り組んでいただきたいと思います。

逆に言えば、きっちりと糖尿病を完全に治すことができるのかわかりませんが、
数値を抑えることによって、心臓疾患などを抑える結果につながります。

糖尿病治療の目的は、なにも血糖値を下げることだけではありません。
血糖値を下げる、あるいは合併している高血圧や脂質異常症などを
一緒にコントロールすることによって、
動脈硬化を予防することに繋がります。
健康な日常生活を送るということが最大の目標です。

糖尿病とは?

Posted 11月 16th, 2011 by admin. Comment (0).

そもそも、普段の生活では気付きにくい糖尿病ですが
その概要は・・・
血液中のブドウ糖濃度(血糖値、血糖)は、
様々なホルモン(インスリン、グルカゴン、コルチゾールなど)の働きによって
正常では常に一定範囲内に調節されています。
様々な理由によってこの調節機構が破綻すると、
血液中の糖分が異常に増加し、糖尿病になる。

糖尿病は大きく1型と2型にわけられますが、
これはこの調節機構の破綻の様式の違いを表しています。

 

【1型糖尿病】では膵臓のβ細胞が何らかの理由によって破壊されることで、
血糖値を調節するホルモンの一つであるインスリンが枯渇してしまい、
高血糖、糖尿病へと至ります。

 

一方【2型糖尿病】では、血中にインスリンは存在しますが
肥満などを原因としてインスリンの働きが悪くなるか、
あるいは自己免疫的に破壊された訳ではないですが
膵臓のβ細胞からのインスリン分泌量が減少し、
結果として血糖値の調整がうまくいかず糖尿病となります。

その他にも、妊娠糖尿病をはじめとして
発症機序の違いに基づくいくつかの病名があって、
これらをひとまとめにしている糖尿病は病名というより症候群
と言ったほうが適切です。

「糖尿病」の名称は、血糖が高まる結果、尿中に糖が排出されることに由来しています。

しかし尿中に糖が排出されること自体は大きな問題ではありません。
1型糖尿病の場合、放置すると容易に急激な高血糖と
生命の危険も伴う意識障害を来す糖尿病性ケトアシドーシスを
引き起こしかねないためと、インスリン注射などの積極的な治療により

強力に血糖値を下げることが基本的な治療目標となります。

一方2型糖尿病においては1型ほど血糖値が上昇することは通常あり得ませんが、
治療せず長期に放置すると糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症などの
糖尿病慢性期合併症の起こる頻度が多くなるため、
生活習慣の是正、経口血糖降下薬やインスリン注射により血糖値をある程度下げる
ことによってこのような合併症を引き起こすことを防ぐことが糖尿病治療目標です。
長期的に落ち着いている1型糖尿病においては、
やはり治療目標は2型と同様のものになります。
妊娠糖尿病においては、妊婦の高血糖を原因として
胎児奇形や妊産婦合併症の頻度が高くなる理由となるので、
それを防ぐために血糖値を下げる治療をします

糖尿病による3大合併症

Posted 11月 16th, 2011 by admin. Comment (0).

知人の糖尿病を患っていたお母様の経緯です。
1999年8月 急激な高血糖により緊急入院(血糖値が600近く)

2000年11月 虚血性心不全で緊急入院

2001年1月 虚血性心不全で緊急入院、2月に8時間の手術(バイパス)

2003年5月 糖尿病性腎不全が発覚

2005年6月 糖尿病性網膜剥離で入院、手術を受けるが右はほとんど失明

2005年7月 腎不全の悪化

2005年8月 同上で生死を彷徨う

2005年12月 糖尿病性潰瘍で指が壊死

2006年5月 同上で指を切断

2006年7月 閉塞性動脈硬化症で、足の血管のバイパス手術

2006年9月 虚血性心筋梗塞で急死

 

糖尿病があると、そうでない人に比べて動脈硬化が何倍も早く進行します。
動脈硬化になると血管の内径にコレステロール(=脂)が付着するために、
狭窄または閉塞状態になって血流がなくなり、
急性の心疾患、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症に発展していきます。
このほか、加藤茶さんを襲った「動脈りゅうかいり」になることも。

糖尿病の進行により動脈硬化は血管がもろくなり、
ぼろぼろになり・・・ひどい時は石灰化してしまい破ければ大量出血で急死します。

このように、糖尿病を引き金に病気の総合デパート化してしまうんです。

何度も申しますが糖尿病が怖い病気だと言われる所以は、
自覚症状をまったく感じないまま病状が、悪化する点にあります。

なんとなく倦怠感を感じるので病院に行くと「重い糖尿病」と診断されたり
外出先で倒れて緊急入院をしてしまうようなケースもあります。

健康診断で「血糖値が高め」と診断されているのに、
自覚症状が無いことでほって置くことは極めて危険なことであることを
認識して置く必要があります。

特に視力低下や手足のしびれは要注意です!!

糖尿病が悪化すると、
「のどが渇く、トイレに頻繁に行く、食生活は変わらないのに痩せる」
などの症状が表れる場合があります。
(他にも甘いものが欲しくなったり、強い倦怠感を感じる)

本格的に進行すると、「糖尿病合併症」と呼ばれる以下の
深刻な症状が突然あなたの身に降りかかることもありますので
気をつける必要があります。

 

糖尿病による3大合併症

【糖尿病神経障害】

合併症の中で最も早く出てくるのがこれです。
中心となる足や手の末梢神経障害の症状の出かたはさまざまで、
手足のしびれ、けがややけどの痛みに気づかないなどです。
そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、立ちくらみ、発汗異常、
インポテンツなど、さまざまな自律神経障害の症状も現れます。

【糖尿病網膜症】

目の底にある網膜という部分の血管が悪くなり、視力が弱まります。
中には失明する場合もあります。
また、白内障になる人も多いといわれています。
これによる視力障害は、年間3,000人も発生し、中途失明の原因として最も多い

【糖尿病腎症】

おしっこを作る腎臓の、糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、
だんだんにおしっこが作れなくなります。
すると人工透析といって、機械で血液の不要な成分をろ過して、
機械でおしっこを作らなければなりません。
週に2~3回、病院などで透析を受けるようになるので、
日常生活に大きな影響を及ぼします。
現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。

前兆

Posted 11月 16th, 2011 by admin. Comment (0).

今ではもう知らない人はいない糖尿病。
ですが、多くの方が罹患している現状なので
結構、軽く見てる方が多いようです。

平成19年の国民健康・栄養調査によると、
「糖尿病が強く疑われる人」の890万人と
「糖尿病の可能性を否定できない人」の1,320万人を合わせると、
全国に2,210万人いると推定されているそうです。

しかも、糖尿病が疑われる人の約4割はほとんど治療を受けたことがない人ということです。

糖尿病で亡くなる方は、平成19年人口動態統計によると
年間で1万4千人くらいいるそうです

もうひとつの大きな問題は、合併症。
糖尿病による腎臓障害で人工透析を始める人は、年間1万5千人ほどもいるし、
糖尿病が原因の視覚障害の発生も年間約3,000人もいるそうです。

なぜ、糖尿病を軽く考えてしまうのでしょう?

それは通常糖尿病患者は自覚症状はないと考えられているからでしょう。
しかし、よくよく話を聞いてみると、手足のしびれや便秘などが
実はあるが、特別な症状と考えていないということのようです。

見過ごされやすい症状として・・・

【のどがよく乾くようになった】
血糖値が一定の値を超えるようになると
血液の浸透圧の関係で体が非常に水分を欲します。
つまりのどが渇きやすくなるのです。
塩辛いものを食べ過ぎるとのどが渇くのと同じ原理です。

【おしっこによく行くようになった】
腎臓が大量の糖を薄めるために水分を多量に排出します。
つまり頻尿となります。

【体が疲れやすく疲れがなかなか取れない】
インスリンの不足や抵抗性によって筋肉にエネルギー源が取り込まれない状態が
続くと体が疲れやすくまた疲労がなかなか回復しなくなります。

【足がよくつるようになった】
筋肉にエネルギーが取り込まれなくなると痙攣を起こしやすくなり、
また高血糖が長く続くと血液循環が悪くなりよく足がつるようになります。

【食事をした後なのにすぐおなかがへる】
カロリーの多くを尿により失うために強い空腹感を感じるようになります。

【ちゃんと食べているのに体重が減っている】
やはりカロリーを尿で失うために体重が減少します。
またインスリンが不足すると余剰の糖を
脂肪へ合成することができないためやはり痩せていきます。

【おしっこが甘いにおいがする】
これも血液の浸透圧の関係です。40歳を過ぎて夜中によくトイレに行くようになれば
糖尿病を疑わなければなりません。尿が甘酸っぱいにおいがすれば糖尿病の疑いが
かなり高くなります。

以上の項目で該当する数が多いほど既に糖尿病
になっている可能性が高いでしょう。