糖尿病の「食事療法」の目的は、過食やまとめ食いを控え、
受容体の働きをよくすることによって、
インスリンが効率的に使われるようにすることにあります。
インスリンの働きにみあった量の食事をとることで、
糖分を十分に利用することができるため、高血糖の防止につながります。
ひいては、膵臓に余分な負担をかけないようになるわけです。
また、現在糖尿病の治療中で薬を服用しているときであっても、
食事療法は必要になります。
糖尿病のほとんどを占める2型糖尿病の場合、
血糖値のコントロールを薬だけで行うことは困難です。
逆に言えば、適切な食事や運動によって投薬の効果を高めることができるのです。
糖尿病の食事療法のポイントは、その「食べ方」と「食べる量」にあります。
まず「食べ方」ですが、「一日3食」をきちんと取るようにします。
朝食や昼食を抜いたり、あるいはまとめ食いをしたりすると、
一度にたくさんのインスリンが必要になるため膵臓に負担がかかります。
また空腹状態で食事をすると、
体が次の空腹状態に備えて栄養を蓄えようとするため、
どうしても皮下脂肪が溜まりやすくなってきます。
食事のスピードは「意識してゆっくりめに」します。
「満腹感」は、血液中の糖分が増えたことを脳が感知して起きるものです。
早食いをすると、血液中の糖分が増えるより先に胃に食べ物が
送り込まれてしまいますので、
満腹感を感じる前にどうしても食べ過ぎてしまいます。
これが肥満につながるわけです。
糖尿病の食事~外食と夜食における、食事の量の調整法
最近は、ご飯やパンなどの主食を遠ざけて、
副食(おかず)をとりすぎる人が多く見られますが、
糖尿病の食事療法においては主食も適量をとるようにします。
主食を減らすことで、おかずをつい食べすぎたり、
あるいは間食が増えたりしがちだからです。
基本的に副食(おかず)は「一食一皿」にして、
しかも種類を毎回変えるようにして下さい。
糖尿病 食事 献立 食事療法の天敵は、「アルコール」や「間食」です。
アルコールなら、週に何回かの「休肝日」を設けます。
一日の摂取量ですが、いま糖尿病の治療をすでに受けている方は
医師と相談して決める必要がありますが、
予備軍の身としてはせいぜいビール一缶(350ml)までにしておきましょう。
また、すべての食事には必ず野菜をつけあわせるようにしたいものです。
野菜の食物繊維が、食後に血糖が急激に上がるのを抑えてくれるからです。
糖尿病 食事療法 野菜 野菜がない場合、
(できれば食塩無添加の)野菜ジュースで代用するのもよいでしょう。
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