糖尿病でとくに外食が多い方の場合、気をつけてほしいのは
「腹八分目、出された量の一定割合を意識して残すようにする」ことです。
外食が主体だと、どうしても栄養バランスをとるのが難しく、
またカロリーオーバーにもなりやすいためです。
当然ながら、高カロリーで栄養バランスが悪い単品の食事メニュー
(カツ丼やファストフード)は、避けるようにします。
最近はメニューにカロリー表示を併記しているお店も増えてきていますので、
注文前にはメニューの記載カロリーをチェックするくせをつけましょう。
ちなみに、スーパーやコンビニでよく見かける加工食品ラベルに示されている
「栄養成分」は、「健康増進法」という法律の
「栄養表示基準制度」にもとづいています。
使用する素材や調理の仕方などによってもカロリー量は簡単に変動するため、
この基準では「±20%までの表示誤差」が認められています。
たとえば、外食時にレストランのメニュー上で「500kcal」
と表示されている一品が、
実際は600kcalくらいのカロリーである可能性は十分ありますし、
それ自体は表示上の違反でもないわけです
(そもそもカロリー表示自体、法律上義務づけられてはいません)。
利用者の側で個々の食事や食品のカロリー表示の正確さをチェックするすべは
まずありませんから、この際はじめから
「食品ラベルや外食時のカロリー表示は2割増」くらいに考えて、
固めの数字で計算することを習慣づけておくほうがよいでしょう。
見た目にかさが多くカロリーが少ない野菜やキノコ類・海藻・コンニャクなども、
積極的に食材に取り入れたいもの。
また、みそ汁やスープなど水分の多いメニューもお腹をいっぱいにしやすいので、
なるべく取り入れたいものです(ただし、塩分の取り過ぎには注意)。
魚などはお頭つきの方が、食べるのに手間がかかる分、
早食いを避けられてよいでしょう。
サラリーマンが特に注意すべきは、
一日の仕事から解放された後の「夜食とアルコール」のコントロールです。
もともと人間のからだは、あとは寝るだけの夜間には、
とったカロリーがそのまま体に蓄積されてしまうようにできているからです。
食事にアルコールがからむと、胃液分泌も促進されて食も進み、
どうしてもオーバーカロリーになりがちです。
お酒のみの方は、「ビール中瓶1本=ご飯茶わん1杯分のカロリー」と、
おぼえておきましょう。
女性でアルコールをとらない方は、「果物」の糖分に気をつける必要があります。
「リンゴ1個=ご飯茶わん1杯分のカロリー」です。
夜が外食の場合、ルールを簡単にして
「出されたものはすべて、3分の1を残す」と決めておくのも一方法です。
残すことに罪悪感を感じる方は、自宅での夕食を習慣づけるようにしましょう。
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